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ヒースロー警備員、スト実施 6~8月に計31日間=混乱予想

英国の労働組合ユナイトは7日、ロンドン・ヒースロー空港の警備員が賃上げを求め、6~8月に計31日間のストライキを実施すると発表した。2,000人以上が参加する見込みで、夏季の繁忙期に混乱が予想される。

ストは、6月24~25日、28~30日、7月14~16日、21~24日、28~31日、8月4~7日、11~14日、18~20日、24~27日に予定されている。第3・第5ターミナルの警備員らが参加する見通し。第5ターミナル発着の航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のほか、第3ターミナルを利用するヴァージンアトランティック航空やエミレーツ航空、カタール航空、デルタ航空などの運航に影響が及ぶとみられる。

ユナイトは、ヒースロー空港が提示した10.1%の賃上げが小売物価指数(RPI)を下回っているとして拒否。実質賃金は2017年から24%低下していると指摘し、公正な賃金が提示されるまでストを継続する方針を示した。

ヒースロー空港は、スト中の混乱を最小限に抑えるためあらゆる手段を講じると説明。ユナイトとの交渉は続けるとしている。

同空港の警備員は、イースター(復活祭)前後の繁忙期と5月にもストを実施した。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務

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