• 印刷する

三菱ふそう、日野自と統合へ 親会社ダイムラーとトヨタが合意

ドイツの商用車大手ダイムラー・トラック傘下の三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)と、トヨタ自動車傘下の日野自動車が経営統合することで合意した。4社が30日発表した。2024年3月期中に最終契約を締結し、24年中の統合完了を目指す。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)技術の開発や生産で事業効率を上げ、競争力を高める。

新会社の名称や所在地、体制については、現時点では明らかになっていないが、MFTBCと日野は対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産分野で協業するという。

ダイムラー・トラックとトヨタは、新会社の持ち株会社を設立してその株式を同じ割合で保有し、技術開発や事業の競争力強化を支える。持ち株会社は株式上場を予定している。

経営統合の背景について、カーボンニュートラルや物流の効率化といった課題を解決するには、多額の投資が必要であることを挙げている。乗用車に比べ生産・販売台数が少ない商用車メーカーが、単独で対応するのは難しく、産業や雇用を守るために必要な判断だと説明している。[日本企業の動向]


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: 自動車・二輪車

その他記事

すべての文頭を開く

独自動車各社、収益性悪化 09年以降で利益最低=第3四半期(12/17)

中国、独の輸出先トップ5から転落見通し(12/17)

ウクライナで多国籍軍展開=欧州諸国が合意(12/17)

ラインメタルとKNDS、新型戦車を開発へ(12/17)

クオンタム、ウクライナ社と独で無人機生産(12/17)

当局、オンライン銀行N26に制裁=体制不備(12/17)

ユーロ圏総合PMI、12月は低下=速報値(12/17)

ドラッグストアdm、薬をオンライン販売(12/17)

ZEW景気期待指数、12月は上昇(12/17)

造船マイヤー、大型受注獲得 最大6隻建造=100億ユーロ規模(12/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン