• 印刷する

三菱ふそう、日野自と統合へ 親会社ダイムラーとトヨタが合意

ドイツの商用車大手ダイムラー・トラック傘下の三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)と、トヨタ自動車傘下の日野自動車が経営統合することで合意した。4社が30日発表した。2024年3月期中に最終契約を締結し、24年中の統合完了を目指す。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)技術の開発や生産で事業効率を上げ、競争力を高める。

新会社の名称や所在地、体制については、現時点では明らかになっていないが、MFTBCと日野は対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産分野で協業するという。

ダイムラー・トラックとトヨタは、新会社の持ち株会社を設立してその株式を同じ割合で保有し、技術開発や事業の競争力強化を支える。持ち株会社は株式上場を予定している。

経営統合の背景について、カーボンニュートラルや物流の効率化といった課題を解決するには、多額の投資が必要であることを挙げている。乗用車に比べ生産・販売台数が少ない商用車メーカーが、単独で対応するのは難しく、産業や雇用を守るために必要な判断だと説明している。[日本企業の動向]


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: 自動車・二輪車

その他記事

すべての文頭を開く

独、200億ユーロの大幅減税 閣議決定、控除と児童手当を拡大(07/26)

シーメンスエナジー、大型水素電解槽を受注(07/26)

独政府、水素輸入戦略を閣議決定(07/26)

ボッシュ、480人削減=電動工具部門(07/26)

シェル、独製油所にグリーン水素電解槽(07/26)

医療AIディープシー、1300万ドル調達(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

投資サービスのバンチ、1550万ドル調達(07/26)

不動産投資インファール、破産申請(07/25)

伊当局、米アマゾンから1.2億ユーロ押収(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン