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VWソフト部門に新CEO 英ベントレーの製造担当取締役

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は13日、ソフトウエア部門カリアド(Cariad)の新最高経営責任者(CEO)に、傘下の英高級車メーカー、ベントレーのペーター・ボッシュ製造担当取締役が就任すると発表した。同部門の経営刷新の一環で、6月1日付でディルク・ヒルゲンベルク現CEOと交代する。

ボッシュ氏は6月1日付で就任する(VW提供)

ボッシュ氏は6月1日付で就任する(VW提供)

VWの監査役会は昨年5月、カリアドの新ソフト開発の遅延と予算オーバーに不満を表明していた。VWは今後、同部門の人事担当を除く全取締役を入れ替える予定。カリアドは新体制下で、組織再編と新ソフトの開発加速、テクノロジー企業との戦略的提携に取り組む。

ボッシュ氏はVWグループ内でさまざまな役職をこなした後、2017年に現職に就き、ベントレーのリストラや組織再編の責任の一翼を担った。VWのオリバー・ブルーメCEOは同氏について、「VWグループを知り尽くし、変革・コンサルティング分野での経験も豊富」とし、「今のカリアドのトップにふさわしい人材」と評価している。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信雇用・労務

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