自動車製造取引業者協会(SMMT)は25日、2022年の国内の乗用車保有台数が3,514万8,045台となり、前年比0.4%増加したと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後で初のプラスとなった。トラックなどを含む全車両の保有台数は、過去最高を記録している。
車種別では、トラックが1.7%増の488万7,593台。大型トラックは1.9%増の61万5,570台だった。一方、バスは2.3%減の7万2,766台で、統計開始以降で最低となった。これらに乗用車を含めた全車両の合計保有台数は4,072万3,974台を記録している。
電気自動車(EV)は108万9,241台となり、50%超増加した。
SMMTのマイク・ホーズ最高経営責任者(CEO)は「困難な2年を経て、英国の自動車保有はパンデミック以降で初の成長を遂げ、回復の道をたどっている」とコメント。企業向けのトラック納入台数も増加傾向にあると説明した。
また、「カーボンフリーモビリティーへの移行を加速させるため、インフラやインセンティブへのさらなる投資を実施する時が来た」と述べた。
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