• 印刷する

ロイヤル・メール、10%賃上げで合意

英国の郵便大手ロイヤル・メールは21日、賃金の10%引き上げと500ポンドの一時金支給で労働組合と合意した。同国のインフレ率に見合った給与やその他の雇用条件を承認し、今後数週間のうちに投票にかける予定としている。

今回の合意内容は、2025年4月まで強制解雇を行わないこと、24年3月から郵便配達の開始時刻が繰り下げられること、日曜日の定期勤務は新規従業員にのみ追加されることなども含む。ロイヤル・メールと通信労働組合(CWU)の双方は、この合意は納得できる内容だと評価している。

ロイヤル・メールの11万人超の組合員は、昨年8月から12月にかけて全国でストライキを実施。経営側が人員削減を警告したことから、話し合いが長期化していた。結果として、合計18日間のストが行われ、2億ポンド以上の損害が出た。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

英米貿易協定、不透明感拡大 トランプ関税に違法判決=米司法(05/30)

英、年金改革案発表=メガファンド設立構想(05/30)

国防省、サイバー分野に10億ポンド投資(05/30)

乗用車生産台数、4月は8.6%減少(05/30)

日本車の対欧輸出、4月はまだら模様(05/30)

英国最大のバイオエタノール施設が閉鎖危機(05/30)

渋滞税20%引き上げ提案 ロンドン交通局、26年から適用へ(05/29)

当局、水道テムズに1.2億ポンドの罰金命令(05/29)

スコットランド2空港、職員がスト決行も(05/29)

下院、終末期患者への「死の援助」法案可決(05/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン