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独新車登録、16.6%増加 国内メーカー軒並み好調=3月

ドイツ連邦陸運局(KBA)は、3月の新車登録台数が28万1,361台となり、前年同月比16.6%増加したと発表した。最大手のフォルクスワーゲン(VW)をはじめ国内メーカーが好調で、2カ月連続のプラスとなった。

メーカー別に見ると、ドイツ車はVWが29.5%増の4万9,894台。オペルは12.8%増の1万3,317台だった。

高級車はメルセデス・ベンツが38.1%増の2万8,108台、BMWは7.3%増の2万1,246台。VW傘下のアウディは27.3%増の2万7,699台で、同じくVW傘下のポルシェは20.4%増の3,548台だった。

外国メーカーは米国のフォードが11.2%減の1万1,498台。テスラは8.2%増の8,703台だった。フランス勢はルノーが24.4%減の6,100台。プジョーは30.2%増の4,879台、姉妹ブランドのシトロエンは5.1%増の4,028台となった。

日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が5.3%減の6,655台。マツダは13.9%増の5,791台、日産自動車は60.3%増の4,590台、スズキは2.1倍の3,283台だった。三菱自動車は50%減の1,658台、ホンダは45.4%減の465台、SUBARU(スバル)は18.1%減の479台となっている。

燃料別ではガソリン車が全体の36.7%を占め、販売台数は22.8%増加。ディーゼル車のシェアは17.3%で、販売台数は7.8%増えている。電気自動車(EV)の販売台数は28%増え、シェアは15.7%だった。

1~3月の累計登録台数は全体で6.5%増の66万6,818台だった。

■生産台数は64%増加

ドイツ自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの3月の生産台数は前年同月比67%増の44万1,900台となった。輸出台数は64%増の33万8,800台だった。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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