• 印刷する

携帯エブリシング、元CEOが買収提案

エブリシング・エブリウェアの元最高経営責任者(CEO)トム・アレクサンダー氏がプライベートエクイティ(PE)企業と組んで、同社の買収を検討しているもようだ。フィナンシャルタイムズが15日伝えた。

それによると、アレクサンダー氏はPEの後ろ盾を得るため、2月から英エイパックス(Apax)・パートナーズや米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などと交渉を開始。エブリシング・エブリウェアへの提示額は80億ユーロに上る可能性もある。

エブリシング・エブリウェアはドイツテレコム子会社Tモバイルとフランステレコム子会社オレンジの合弁事業で、携帯電話サービスで英最大手。アレクサンダー氏はオレンジのCEOとして、合弁設立を主導した。同氏は既に、両社に買収を打診したとされるが、大規模な取引のため交渉には時間を要する上、現在の市況では十分な資金を調達できるかは依然として不透明だという。一方で、第4世代(4G)携帯電話サービスのインフラ整備で出費がかさんでいる上、既存事業での利益確保が難しくなっていることから、両社が提案を受け入れるとの見方もある。


関連国・地域: 英国ドイツフランス
関連業種: その他製造金融IT・通信小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

外資の英企業買収が74%拡大 米企業が半数占める=規制緩和で(12/24)

英政府、年明けに高速鉄道NPRの詳細発表(12/24)

EUとの貿易協定、輸出企業の不満増大(12/24)

欧州新車登録台数、11月は2.4%増加(12/24)

ユーロスター、出発待ち時間を15分に短縮へ(12/24)

ロンドンの住宅、過半数の区で値下がり(12/24)

三菱地所、ロンドンでオフィス大規模改修(12/24)

アルコール消費、過去最低水準に=IWSR(12/24)

GfK消費者信頼感、12月は改善(12/24)

ウーバーとリフト、英で実証 ロボタクシー商業化に向け=来年(12/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン