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ドイツ銀、第3四半期は5.7倍に増益

ドイツの金融最大手ドイツ銀行は26日、第3四半期(7~9月)の純利益が11億1,500万ユーロとなり、前年同期から5.7倍に拡大したと発表した。金利引き上げなどが貢献し、中核部門はいずれも増収を達成。税引き前利益は16億1,500万ユーロと、第3四半期としては過去16年で最高を記録した。

業務粗利益は15%増の69億1,800万ユーロ。税引き前利益は2.9倍に伸びた。うちコーポレートバンク部門は68%の増益。プライベートバンク部門は2.9倍に拡大した。一方、投資銀部門は5%縮小し、アセットマネジメント部門は27%落ち込んだ。

貸倒引当金は3億5,000万ユーロと、3倍に拡大。「バーゼル3」全面適用時の普通株式等ティア1レシオ(自己資本比率)は9月末時点で13.3%と、1年前から0.3ポイント上昇した。

同行は通期の業務粗利益について、260億~270億ユーロとの目標を維持したものの、好調な結果が続いていることからこれを上回る可能性もあるとしている。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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