ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は14日、グループ全体の9月の販売台数が前年同月から20.7%増の75万5,800台となったと発表した。
地域別に見ると、足元の西欧は20%増の24万4,500台。最大市場の中国(香港含む)は33.7%増の30万1,400台だった。北米は19.7%増の7万4,200台、南米は15.4%増の4万5,300台、その他アジア・太平洋は10.8%増の2万9,900台。半面、中東欧は18.1%減の3万7,300台、中東・アフリカは0.6%減の2万3,200台となっている。
ブランド別では「VW」の乗用車が19%増の43万300台。チェコ子会社のシュコダは20.3%増の6万8,100台、スペイン子会社のセアトは13%減の3万1,000台だった。高級車部門アウディは38.9%増の14万1,600台、高級スポーツカーのポルシェは29%増の2万5,000台となった。
商用車は「VW」が17.2%増の2万8,200台。ドイツのMANは10.6%減の7,400台、スウェーデンのスカニアは30.5%増の8,400台となっている。
1~9月の累計販売台数は、全世界で前年同期比12.9%減の605万6,300台だった。
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