住宅市場調査会社ホームトラックは4月30日、イングランドとウェールズの4月の平均住宅価格が前月比0.1%上昇したと発表した。0.2%上昇した3月に続き2カ月連続のプラスとなったが、需要の伸びは低迷しており、年後半には供給過剰で値下がりに転じるとの見方を示している。
ホームトラックは毎月、イングランドとウェールズにある不動産会社5,000~6,000社のデータを集計している。4月は新たに市場に出回った物件が4.8%増えたのに対し、住宅の新規購入者は2.1%増にとどまった。
地域別ではロンドンが0.3%高くなったのに対し、イングランド北東部と北西部はいずれも0.2%値下がりした。また売り主の希望価格以上で売却した物件は全体の93.1%と、前月から0.1ポイント上昇している。
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