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中銀、国債買い入れ 金利上昇受け市場の安定化図る

英中銀イングランド銀行は28日、金融市場の安定化を図るため、一時的に長期国債を買い入れると発表した。英国では先に、政府が多額の借り入れを原資とする大型減税案を公表。通貨ポンドは急落し、国債の金利は急上昇するなど、市場の混乱が続いている。

中銀は、市場の変動が続けば英国経済の安定に重大なリスクが生じると指摘。この日から10月14日まで、秩序ある市況を取り戻すために必要な規模で国債を買い入れるとしている。

一方、10月3日に開始予定だった国債売却プログラムについては、同月末まで延期した。中銀は先に、向こう1年で800億ポンドの保有国債を売却すると発表していた。

財務省は、世界の金融市場がここ数日不安定化していることを認め、市場の機能不全に対処するため中銀の介入が必要だと説明。国債買い入れプログラムの損失は同省が補償するとしている。

英国では減税案の発表を受け、財政収支悪化への懸念から国債の価格が下落し、利回りが上昇。また、ポンドの対ドル相場は一時、過去最低の1.032ドルにまで低下した。中銀は先にポンド相場の急落を受け、インフレ目標達成に必要であればさらなる利上げも辞さないとの臨時声明を発表した。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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