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ルフトハンザ、賃上げ合意 来年6月末まで操縦士スト停止

ドイツのルフトハンザ航空とパイロット労働組合のコックピット労働組合(VC)は12日、パイロットの基本給を月額980ユーロ引き上げることで合意したと発表した。併せて、来年6月末までストライキを実施しないことでも合意に達した。

ルフトハンザは、同社および貨物部門ルフトハンザ・カーゴのパイロット約5,000人の基本給を、今年8月分から月額490ユーロ、来年4月から同490ユーロそれぞれ引き上げる。経験の浅い副操縦士にとっては20%、最高位の機長レベルでは5.5%の賃上げに相当するという。

ルフトハンザとVCは併せて、来年6月末までを休戦期間とし、ストライキを停止することで合意。この間に、その他の労使条件などについて交渉を続けるが、そのテーマや詳細は公表されない見通しだ。

同社のパイロットは先に、労使交渉の決裂を受けストを決行。800便以上が欠航となった。VCはさらなるストを予定していたが、6日に賃上げを巡り基本合意したことで回避された。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸雇用・労務

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