• 印刷する

英、重要鉱物データ拠点開設 EV電池材料などの供給網強化へ

英政府は4日、重要鉱物の供給に関するデータを収集し、情報を分析する施設「クリティカル・ミネラル・インテリジェンス・センター(CMIC)」を設立したと発表した。世界規模で競争が激化する鉱物資源のサプライチェーン(調達・供給網)をより強固にする狙い。

CMICは、イングランド中部ノッティンガムに設置された。こうしたセンターは英国では初となる。コバルトやリチウム、黒鉛など、電気自動車(EV)のバッテリーや風力タービン、携帯電話、戦闘機などの製造に不可欠な鉱物の確保に向けてデータを活用する計画。

ビジネス・エネルギー・産業戦略省のローリー政務次官は「世界が新たなグリーンテクノロジーに移行する中、(重要鉱物の)サプライチェーンは激化するだろう」と指摘。CMICではまず、EVバッテリーに必要な鉱物の将来的な需要と供給に関する調査が行われるという。

なお、英政府は今年後半に「重要鉱物戦略」を発表し、重要鉱物のサプライチェーンの強化に向けたアプローチを示す予定という。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国
関連業種: 自動車・二輪車鉄鋼・金属IT・通信天然資源マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英仏首脳が訪米へ トランプ氏とウクライナ情勢協議(02/21)

消費者の半数、経済先行きを悲観=調査(02/21)

水道テムズ、米投資KKRが過半数株取得も(02/21)

ロイズ銀、20%減益=引当金7億ポンド計上(02/21)

投融資先の低炭素化、欧州3行がトップ(02/21)

BAEシステムズ、通期は14%増益(02/21)

生産者物価、1月は0.3%上昇(02/21)

インフレ率、1月は3% 10カ月ぶり高水準=利下げ影響も(02/20)

金融HSBC、通期は6.5%増益(02/20)

野村不動産、ロンドンでオフィスビル竣工(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン