ドイツ鉄鋼連盟は11日、3月の粗鋼生産量が390万トンとなり、前年同月比3.1%減少したと発表した。前月比では8%拡大している。
1月と2月に続き、前期比では3カ月連続の増加となった。粗鋼生産量はユーロ圏債務危機などを背景に昨年の終盤に落ち込んだが、その後は徐々に回復している。また3月は製鉄所の稼働率が2011年6月以来で初めて90%を超えた。
同連盟は、受注が好調に推移していることから生産量は4月以降も増加傾向が続くと予想している。通年の生産量については、前年並みの4,400万トンとの見方を変えていない。
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