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HS2支線敷設計画を撤回 英政府が方針転換、鉄道業界は落胆

イングランド北部とロンドンを結ぶ高速鉄道「ハイスピード2(HS2)」計画を巡り、政府はウエスト・コースト本線と接続するための支線「ゴルボーン(Golborne)線」の敷設を撤回した。地元では敷設に反対する声が強かったが、政府の急な方針転換に鉄道業界では落胆が広がっている。

ゴルボーン線はイングランド北西部ナッツフォード(Knutsford)周辺でHS2から分岐し、マンチェスター東部のゴルボーン近くでウエスト・コースト本線と接続する支線で、総延長は約21キロメートルに上る。総工費は30億ポンドが見込まれており、2030年代前半に着工し、30年代後半から40年代前半に開通する予定だった。

ゴルボーン線はロンドンとスコットランドを結ぶウエスト・コースト本線とHS2を結ぶため、スコットランドとの交通の便が改善することが期待されていた。政府は今後、代替案を検討するとしている。

ゴルボーン線を巡っては、かねて地元議員や地域住民から懸念の声が上がっており、今回の動きは地元では歓迎されている。しかし、鉄道業界はこの支線がなければウエスト・コースト本線にボトルネックが生まれ利便性が損なわれるだけでなく、運輸部門の脱炭素化にもマイナスになるとして、計画撤回を批判している。


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

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