自動車製造取引業者協会(SMMT)は19日、3月の乗用車生産台数が13万5,456台となり、前年同月比0.3%増加したと発表した。輸出向けが1.8%減ったが、国内向けが9.3%増加したことで、全体で微増となった。
輸出向けは10万7,785台と1.8%減少し、生産台数全体の79.6%を占めた。国内向けは2万7,671台で9.3%増えている。
一方、商用車の生産台数は9,648台と21.3%減少。6割強を占める輸出向けが26.2%減ったほか、国内向けも12%のマイナスだった。エンジンは全体で22万7,957基と8.7%減少している。
第1四半期(1~3月)で見ると、乗用車生産台数は前年同期比12.3%増の40万1,134台。うち輸出向けは10.2%、国内向けは22.5%それぞれ伸びた。
SMMTのポール・エベリット事務局長は、第1四半期が好調だったことを受け、「自動車業界による新たな投資や雇用の拡大に対する期待が高まった」と述べている。
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