• 印刷する

BMW、バッテリーセルのR&D拠点開設へ

ドイツの高級車大手BMWは、南部ミュンヘンの工場に1億7,000万ユーロを投資し、バッテリーセルの研究開発(R&D)拠点を開設すると発表した。バッテリーセルの価値創造プロセスを分析し、グループ独自仕様の製品の開発・製造を目指す。段階的な試運転を経て、今秋の生産開始を見込んでいる。

BMWは同拠点で、次世代電気自動車(EV)の電気駆動システム「ニュークラス」で使用するバッテリーセルを製造する予定。品質や生産量、コストなどの面で生産の最適化を図るが、現時点で自社が大規模な生産を行う計画はないとしている。

同拠点では加えて、標準的なバッテリー生産に導入する追加システムや生産工程にも焦点を当てる。操業は持続可能性に配慮し、太陽光発電など再生可能エネルギー由来の電力を使用する計画だ。

同拠点では約80人が勤務する予定。ドイツ政府とバイエルン州政府が、欧州連合(EU)の「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の枠組みでこのプロジェクトを支援している。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車その他製造マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

供給網法の改正案、閣議決定 独、報告書の提出義務を廃止(09/04)

ダイムラー、リトアニア社に電動トラック(09/04)

メルセデス、韓国LGESにバッテリー発注(09/04)

自動車業界の景況感、8月も改善=Ifo(09/04)

太陽電池マイヤー、独工場の操業停止(09/04)

風力発電新規容量、上半期は独が欧州トップ(09/04)

ルフトハンザ操縦士、年金交渉決裂でストも(09/04)

化学・医薬業界、稼働率は30年超で最低(09/04)

ブルガリア、独ラインメタルと合弁設立へ(09/03)

CEOの兼任終了を要請 VW従業員代表、不満高まる(09/03)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン