• 印刷する

BMW、バッテリーセルのR&D拠点開設へ

ドイツの高級車大手BMWは、南部ミュンヘンの工場に1億7,000万ユーロを投資し、バッテリーセルの研究開発(R&D)拠点を開設すると発表した。バッテリーセルの価値創造プロセスを分析し、グループ独自仕様の製品の開発・製造を目指す。段階的な試運転を経て、今秋の生産開始を見込んでいる。

BMWは同拠点で、次世代電気自動車(EV)の電気駆動システム「ニュークラス」で使用するバッテリーセルを製造する予定。品質や生産量、コストなどの面で生産の最適化を図るが、現時点で自社が大規模な生産を行う計画はないとしている。

同拠点では加えて、標準的なバッテリー生産に導入する追加システムや生産工程にも焦点を当てる。操業は持続可能性に配慮し、太陽光発電など再生可能エネルギー由来の電力を使用する計画だ。

同拠点では約80人が勤務する予定。ドイツ政府とバイエルン州政府が、欧州連合(EU)の「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の枠組みでこのプロジェクトを支援している。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車その他製造マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

経済学者、政策に低評価 メルツ政権の改革遅れ指摘(08/15)

BNP、メルセデスのリース部門買収検討か(08/15)

BMW、バイエルン州の塗装工場を拡張(08/15)

防衛装備、需要増で価格下落=ラインメタル(08/15)

独英の運輸相、直通列車の運行へ趣意書(08/15)

鉄鋼ティッセン、赤字拡大=顧客が不振(08/15)

海運ハパックロイド、上半期は3.1%減益(08/15)

メルツ首相、就任から100日 成果強調も資質に疑問の声(08/14)

自動車工業会長、関税合意の早期実行を要求(08/14)

VW親会社、防衛分野のファンド設立へ(08/14)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン