• 印刷する

スコットランド、初の自動運転バス試験開始

スコットランドで25日、英国初となる自動運転バスの試験運用プロジェクト「CAVフォース」が始まった。向こう2週間にわたり実地検証を行い、今夏の終わりまでに本格運用に切り替える計画。自動運転バスの運行を担うバス・鉄道運行大手ステージコーチが発表した。

このプロジェクトには、テクノロジー会社のフュージョン・プロセシング、バス車両メーカーのアレクサンダー・デニス(ADL)、スコットランド鉄道、英政府の政策研究機関センター・フォー・コネクテッド・アンド・オートノマス・ビークルズ(CCAV)が参加する。

試験運用では、米自動車技術者協会(SAE)が定める「レベル4(高度自動運転)」に対応した1階建ての車両5台を投入する。バスはゼロから5まで6段階の自動運転システムを備えており、ゼロから2まではドライバーによる運転や監視が必要だが、3から5になると完全な自律走行に切り替わる。

走行区間はエディンバラからファイフ(Fife)までの22.5キロメートルで、フォース湾にかかるフォース橋やインターチェンジ(IC)なども走行する。試験期間中は乗客は乗せないが、本格運用後の乗客数は1台当たり最大36人で、週当たり約1万人の輸送が可能になるとしている。

夏の終わりまでに本格運用への切り替えを目指す(ステージコーチ提供)

夏の終わりまでに本格運用への切り替えを目指す(ステージコーチ提供)


関連国・地域: 英国
関連業種: 自動車・二輪車運輸

その他記事

すべての文頭を開く

鉄鋼・医薬品は7月合意も 英、来週に米と交渉=貿易協定(06/19)

ノルウェー、世界最大のCCS事業本格始動(06/19)

オカド、スペインのボン・プレウと提携拡大(06/19)

HSBC、全社員に週3出社義務付け検討(06/19)

日本電気硝子、英国のガラス繊維事業を清算(06/19)

英、航空業界の脱炭素化に2.5億ポンド(06/19)

インフレ率、5月は3.4%に減速(06/19)

高速鉄道HS2、開通がさらに後ろ倒しに(06/19)

世界の洋上風力発電容量、1年間で14%増加(06/19)

パウンドランド、68店舗閉鎖=千人失職も(06/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン