• 印刷する

ロンドン証取、ロシア27社の取引停止

ロンドン証券取引所(LSE)は3日、ロシア政府との関係が深い27社の取引を即時停止すると発表した。ロシア最大の国営銀行ズベルバンクや、天然ガス世界最大手ガスプロム、国営石油大手ロスネフチなどが対象となっている。

LSEはこの日、市場が開く前に声明を出し、これらの企業の株式や海外株式預託証書(GDR)などの取引手続きを即時停止すると発表した。「ウクライナ情勢を巡る最近の経済制裁や市況に照らし、また市場の秩序を維持するため」と説明している。

取引停止の対象にはほかに、コングロマリット(複合企業)のEn+(エンプラス)グループや、石油大手ルクオイル、金鉱大手ポリュス(Polyus)・ゴールド、鉄鋼大手セベルスタリ(Severstal)、ソーシャルメディアで同国最大手のフコンタクチェ(VKontakte)を運営するVKなどが含まれる。

フィナンシャル・タイムズによると、世界的な株式指数会社の米モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)や、LSE傘下で株式指数を運営するFTSEラッセルも、それぞれ自社の指数からロシア企業を排除すると発表している。


関連国・地域: 英国ロシア米国
関連業種: 金融

その他記事

すべての文頭を開く

イベルドローラ、UAE社と英国で洋上風力(07/11)

英仏、新たな移民対策を発表 「1人入国、1人出国」(07/11)

英政府、日本への投資拡大で協力覚書(07/11)

ロイヤルメール、2級郵便の土曜配達を廃止(07/11)

中銀、住宅ローン要件を緩和=融資増認める(07/11)

住友商事、英クリーンエネルギーに大型投資(07/11)

CBI、ロンドン証取からの企業流出に警鐘(07/11)

賃貸物件数、大幅減少続く=家賃高騰の恐れ(07/11)

グリーナジー、バイオディーゼル工場を閉鎖(07/11)

英政府、住宅ローン保証へ 購入支援でスキーム導入=報道(07/10)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン