• 印刷する

テスコの国内事業トップ、業績不振で辞任

スーパー英最大手のテスコは15日、国内事業を率いるリチャード・ブラッシャー最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。市場シェア低下など業績不振の責任をとるもので、就任後わずか1年での退陣となる。当面はグループ全体のCEOであるフィリップ・クラーク氏が兼務する。

同社は1月、国内でのクリスマス商戦の不振により通期の利益が当初予想を下回るとの見通しを発表。ブラッシャー氏が昨年秋に打ち出した大幅値下げキャンペーンも業績を引き上げることはできず、2月の市場シェアも29.7%と1年前の30.3%から縮小している。

テスコは国内事業の立て直しに向け既存店の刷新を計画しており、4月に詳細を発表する予定。14日付フィナンシャルタイムズによると、店舗刷新に振り向ける投資額は向こう2年間で約8億ポンドに上るとみられている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

NHS改革へ10カ年計画公表 英、デジタル化や予防医療に軸足(07/04)

保険チェスナラ、HSBCの英生保事業買収(07/04)

ユーロ圏総合PMI、6月は上昇=確定値(07/04)

NATOファンド、バイオ技術新興に初投資(07/04)

英、就労ビザ新規制を発表 「移民制度の完全なリセット」(07/03)

金融サンタンデール、TSB買収で合意(07/03)

下院、社会福祉改革案を可決=内容は骨抜き(07/03)

スペクトリス、KKRの買収提案受け入れ(07/03)

投資オークリー、文具スマイソンなどを買収(07/03)

住宅ローン承認件数、5月は増加(07/03)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン