• 印刷する

テスコの国内事業トップ、業績不振で辞任

スーパー英最大手のテスコは15日、国内事業を率いるリチャード・ブラッシャー最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。市場シェア低下など業績不振の責任をとるもので、就任後わずか1年での退陣となる。当面はグループ全体のCEOであるフィリップ・クラーク氏が兼務する。

同社は1月、国内でのクリスマス商戦の不振により通期の利益が当初予想を下回るとの見通しを発表。ブラッシャー氏が昨年秋に打ち出した大幅値下げキャンペーンも業績を引き上げることはできず、2月の市場シェアも29.7%と1年前の30.3%から縮小している。

テスコは国内事業の立て直しに向け既存店の刷新を計画しており、4月に詳細を発表する予定。14日付フィナンシャルタイムズによると、店舗刷新に振り向ける投資額は向こう2年間で約8億ポンドに上るとみられている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英仏首脳が訪米へ トランプ氏とウクライナ情勢協議(02/21)

消費者の半数、経済先行きを悲観=調査(02/21)

水道テムズ、米投資KKRが過半数株取得も(02/21)

ロイズ銀、20%減益=引当金7億ポンド計上(02/21)

投融資先の低炭素化、欧州3行がトップ(02/21)

BAEシステムズ、通期は14%増益(02/21)

生産者物価、1月は0.3%上昇(02/21)

インフレ率、1月は3% 10カ月ぶり高水準=利下げ影響も(02/20)

金融HSBC、通期は6.5%増益(02/20)

野村不動産、ロンドンでオフィスビル竣工(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン