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セレシオ、通期は大幅減益=ドックモリス売却へ

医薬品卸売りで欧州最大手のセレシオ(Celesio)が27日発表した2011年12月通期の純利益は610万ユーロとなり、前年の2億6,500万ユーロから97.7%減少した。ユーロ圏債務危機などを背景に、各国政府が保健医療関連の予算を削減していることが逆風となっている。

売上高は1%減の230億2,640万ユーロ。特別損益を除いたEBITDA(利払い・税引き前・償却費控除前利益)は5億7,830万ユーロとなり、1年前から17%縮小した。同社は昨年からコスト削減案を実施しており、2013年からは再び増益を確保できるとの見通しを示した。

セレシオは通期決算と併せて、傘下のオンライン薬局ドックモリス(DocMorris)および製薬業界向け物流サービスを手掛けるMoviantoとPharmexxの2社を売却する方針を明らかにした。セレシオは主力の医薬品卸売りと薬局事業に集中するため今後も非中核事業の整理を進める方針だ。


関連国・地域: ドイツEU
関連業種: 医療・医薬品運輸IT・通信小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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