携帯電話大手ボーダフォンは27日、クレジットカード大手のビザ(VISA)と提携し、4月からスマートフォンを使った決済サービスを開始すると発表した。
「ビザ・ペイウェーブ(Visa payWave)」は非接触型IC(集積回路)技術を用いたプリペイド形式のモバイル決済システム。携帯電話を店舗に設置されたビザの支払い端末にかざせば買い物の決済ができる。ただ15ポンド以上の支払いでは暗証番号の入力が必要となる。
当初は英国のほか、ドイツ、オランダ、スペイン、トルコでサービスを提供し、順次、事業展開する各国に広げていく計画。ボーダンフォンは30カ国以上で3億9,800万人に及ぶ顧客を抱えており、世界規模のサービスとなる見込みだ。
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