• 印刷する

仏南東部の山火事、発生から3日=2人死亡

フランス南東部サントロペ(Saint-Tropez)近郊で発生した山火事が18日、3日目に突入した。バール県当局はこの日、2人の死亡が確認されたと発表。このほか、22人が煙を吸い込むなどして軽傷を負っている。

フランス通信(AFP)によると、火災は16日に、サントロペの北西30キロメートルに位置する高速道路のパーキングエリア近くで発生したとされる。強風で沿岸部に向け燃え広がり、5,000ヘクタールに拡大。観光客を含む7,000人が避難した。

約1,200人の消防隊員が昼夜を問わず消火活動に当たり、2日目の夜は燃え広がらなかったが、火勢は依然として鎮圧できていないという。なお、消防隊員からも5人の軽傷者が出ている。

近くで夏季休暇を取っていたマクロン大統領は17日、消防隊の詰所を訪問し、尽力に謝意を表した。

地中海沿岸地域では、乾燥と高い気温により夏季に山火事が頻発。今年も既に、ギリシャやトルコ、イタリア、スペイン、ポルトガルなどで大規模な火災が発生している。[環境ニュース]


関連国・地域: フランス
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

英仏首脳が訪米へ トランプ氏とウクライナ情勢協議(02/21)

ルノー、営業利益が過去最高に=24年通期(02/21)

航空・防衛エアバス、通期は12%増益(02/21)

電動自転車カウボーイ、仏に生産移管(02/21)

電機シュナイダー、通期は7%増益(02/21)

投融資先の低炭素化、欧州3行がトップ(02/21)

製薬サノフィ、オペラ株50%売却=米PEに(02/20)

エンジー、中東事業をサウジ社に売却(02/20)

仏大手企業、4分の3が電動車の導入進まず(02/20)

仏大手2社、南西部でグリーン水素生産へ(02/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン