イングランドで26日、新型コロナウイルスのワクチン接種の対象者が30歳以上に拡大した。英国では既に成人の75%近くが1回目の接種を終えており、40%が2回目も完了している。
国民医療制度(NHS)は、7月1日までに30歳になる人を対象に、接種を予約するようウェブサイトなどで呼び掛けている。6月第1週目には20代前半への接種を開始する可能性があるとも報じられている。
英政府は、7月末までに全成人に1回目の接種機会を提供することを目標に掲げる。NHSはこれを1カ月前倒しで達成できるとみている。
ハンコック保健・社会福祉相は、「英国のワクチン接種プログラムは驚異的な速さで進んでいる」とコメント。接種開始から6カ月足らずで30歳以上にまで対象を拡大できたと喜びを示している。
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