自動車大手ダイムラーは、今年の第3四半期(7~9月)にインド南部チェンナイの工場で商用車の生産を開始する計画だ。インドで2020年までに市場シェアを倍増する戦略の一環。ダウ・ジョーンズが4日、現地の商用車部門責任者マルク・リストセラ氏の話として伝えた。
この工場では、同社のトラック部門で5つ目のブランドとなる「バラットベンツ(BharatBenz)」が組み立てられる。当初は年間3万6,000台を生産し、順次7万台へと拡大する方針。試験生産は既に始まっており、第3四半期には本生産に入る予定だ。
ダイムラーは、今年12月までにインドの拠点から商用車の輸出を始める計画で、工場には440億ルピー(8億3,054万ドル)が投じられている。
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