政府統計局(ONS)は20日、2011年12月の小売売上高(数量ベース、季節調整済み)が前月比0.6%増加したと発表した。クリスマス商戦で各社が大幅な値下げに踏み切る中、11月の0.5%減(改定値)からプラスに転じた。
主に食品を扱う店舗は0.4%増加。非食品を扱う店舗は1%拡大した。うち百貨店などの非専門店は1.2%のプラス。繊維・衣料品・履物店も1.8%増えた。一方、家庭用品店は2.4%落ち込んでいる。オンライン・通信販売も0.9%減った。
3カ月ベースで見ると、10~12月の小売売上高は前の3カ月から1.1%増加した。食品店は0.4%増加。非食品店も1.3%拡大したが、うち家庭用品店は0.8%のマイナスとなっている。
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