• 印刷する

金融政策の現状維持は全会一致=中銀の議事録

英中銀イングランド銀行による1月の金利と資産購入規模の据え置きは、前月に続き全会一致の決定だったことが、25日に公開された金融政策委員会(MPC)の議事録で明らかになった。

同行は11~12日に開いたMPCで、政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことを決定。同時に、金融資産買い取りによる量的金融緩和策の規模も現状の2,750億ポンドに維持することを決めた。

一部の委員からは、インフレ率が目標値の2%を下回る可能性が出てきたため、「資産購入規模の拡大が必要となる見込みが強い」との意見も出た。一方で、「インフレリスクのバランスは微妙。中期的に見て目標値を下回るかどうかは不透明」との反対意見もあった。この結果、現行の資産買い取りプログラムが終了する前に、規模を拡大する必然性はないとの結論に至った。政府統計局(ONS)によると、昨年12月のインフレ率は4.2%と、3カ月連続で減速している。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英政府、住宅ローン保証へ 購入支援でスキーム導入=報道(07/10)

英再エネ企業、リトアニアでBESS売却(07/10)

肺疾患薬ベローナ、米メルクが買収(07/10)

英石油BP、オランダの給油所網を売却(07/10)

中英間の海輸コスト急上昇=米関税影響で(07/10)

建設7社、情報共有巡り1億ポンド支払い(07/10)

ハリファックス住宅価格、6月は横ばい(07/10)

英財政に「深刻なリスク」 政策効果は限定的=予算局が指摘(07/09)

マクロン仏大統領、国賓待遇で訪英(07/09)

英政府、富裕税の導入検討か=元党首が提言(07/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン