• 印刷する

自動車VW、通期は43%減益

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は16日、2020年12月期の営業利益が96億7,500万ユーロとなり、前期比43%減少したと発表した。新型コロナウイルス危機の中、中国市場の急速な回復がみられたものの、全体的な自動車需要の落ち込みが響いた。

売上高は11.8%減の2,228億8,400万ユーロ。販売台数は915万7,000台で、16.4%落ち込んだ。

特別損益を除く営業利益は45%減の106億700万ユーロ。これをベースとする利益率は4.8%と、1年前を2.8ポイント下回っている。

VWのヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は、今年について「世界的な半導体の供給不足により、生産台数が10万台減少した」と指摘。今後、半導体のサプライヤーと直接契約を交わし、供給を確保していくという。

同社はまた、21年の営業利益率は5~6.5%とした予測幅の上限になると見込んでおり、25年までにこれが7~8%に拡大すると予想する。さらに、今年の電気自動車(EV)の販売台数を累計100万台まで拡大させる計画も明らかにしている。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

EV購入補助の新設で合意 与党協議、低・中所得世帯向け(10/13)

ICE車禁止撤回へ「全力」=メルツ首相(10/13)

独車の米国販売、アウディとBMWは増加(10/13)

50年のネットゼロ困難=ルフトハンザCEO(10/13)

ルフトハンザ、地上業務の委託検討=2空港(10/13)

KNDS、IPOアドバイザーに米ラザード(10/13)

コロナワクチン被害、医師賠償責任なし=独(10/13)

義肢オットーボックが上場 時価総額42億ユーロ(10/10)

独DHL、ルーマニアに物流拠点を新設(10/10)

在留3年での帰化制度、1年余りで終了(10/10)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン