欧州の自動車ジャーナリストで構成するカー・オブ・ザ・イヤー選考委員会は、最優秀賞に当たる「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」にトヨタ自動車の小型車「ヤリス」を選出した。日本車の受賞は10年ぶりとなる。
選考は、欧州22カ国の自動車ジャーナリスト59人による投票で行われ、ヤリスは266ポイントを獲得した。トヨタとしては05年の「プリウス」以来で、ヤリスは2000年にも初代モデルが選出されている。日本車は、直近では11年に日産自動車の「リーフ」が受賞した。
次点は欧米ステランティスの電気自動車(EV)「フィアット500」で240ポイント。以下、スペインのクプラ「フォーメンター」(239ポイント)、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)「ID.3」(224ポイント)、チェコのシュコダ「オクタビア」(199ポイント)、英ランドローバー「ディフェンダー」(164ポイント)、フランスのシトロエン「C4」 (143ポイント)と続いた。
ヤリスは、欧州ではフランス工場で生産されている。[日本企業の動向]
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