ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、1月の新車登録台数が16万9,754台となり、前年同月比31.1%減少したと発表した。前月の9.9%増からマイナスに転じた。
メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が29.9%縮小。オペルは16.8%落ち込んだ。
高級車はVW傘下のアウディが47.4%のマイナスで、ポルシェは3.9%減った。ダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」は31.2%減り、超小型車「スマート」は1,833台だった。BMWは19.4%下向いた。
外国メーカーは米国のフォードが41.1%落ち込んだ一方、テスラは23.4%に拡大。フランス勢はルノーが17.4%減り、プジョーと姉妹ブランドのシトロエンはそれぞれ35.1%、54%のマイナスだった。
日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が33.9%減少。ホンダは大きく70.1%落ち込んだ。三菱自動車は66.7%、マツダは60.4%それぞれ縮小。スバルは57.8%のマイナスだった。スズキは37.2%減り、日産自動車も33.4%下向いた。
燃料別ではガソリン車が全体の37.1%を占め、販売台数は50.3%のマイナス。ディーゼル車のシェアは26.1%で、販売台数は44.8%減った。ハイブリッド車(HV)の販売台数は47.5%伸び、電気自動車(EV)は2倍超に拡大している。
■輸出は19%減
ドイツ自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの1月の輸出台数は20万4,100台となり、前年同月比で19%減少。生産台数は23%減の26万2,800台だった。
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