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欧州新車登録、昨年は24%減 統計開始以降で最悪の落ち込み

欧州自動車工業会(ACEA)は19日、2020年の欧州連合(EU、マルタ除く26カ国)の新車登録台数が994万2,509台となり、前年比23.7%減少したと発表した。新型コロナウイルス流行を受け全加盟国が2桁減に沈み、統計開始以降で最悪の下げ幅となった。

主要4カ国を見ると、スペインが32.3%減と落ち込みが最も大きく、イタリアは27.9%減、フランスは25.5%減だった。全体の約3割の新車登録台数を占めるドイツは19.1%減った。

EUに欧州自由貿易連合(EFTA)3カ国と英国を加えた30カ国全体では1,196万1,182台と、1年前を24.3%下回った。英国は29.4%落ち込んだ。

■12月単月では3.3%減少

26カ国の新車登録台数は、12月単月では103万1,070台となり、前年同月比3.3%減少。主要4カ国を見ると、イタリアが14.9%減、フランスが11.8%減といずれも2桁減に沈んだ。一方、ドイツは9.9%拡大し、スペインはほぼ横ばいだった。

EFTA3カ国と英国を加えた30カ国全体では121万4,581台と、1年前を3.7%下回った。英国は10.9%落ち込んでいる。

30カ国をメーカー別に見ると、欧州最大手のドイツ・フォルクスワーゲン(VW)は8.2%拡大。「VW」ブランドに限ると15.9%のプラスとなった。グループの市場シェアは1年前の23.2%から26.1%に拡大している。

フランス勢は、グループPSAが1.7%拡大した一方、ルノーは15.6%縮小した。欧米フィアット・ クライスラー・オートモービルズ(FCA)は7.5%増えた一方、米フォードは23.3%落ち込んでいる。

高級車はインドのタタ・モーターズ傘下の英ジャガー・ランドローバー(JLR)が1.2%落ち込んだ。ドイツのBMWは9.5%、ダイムラーは14.8%それぞれ減っている。

日本車ではトヨタ自動車(レクサス含む)が21.4%拡大。マツダは43.6%、三菱自動車は28.3%それぞれ落ち込んだ。日産自動車は9.9%減り、ホンダは23.4%縮小した。韓国の現代自動車グループは、現代自動車が横ばいで、傘下の起亜自動車が10.6%減少し、全体では4.6%のマイナスとなった。


関連国・地域: EU
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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