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仏、全国で夜間外出禁止=入国規制も強化

カステックス仏首相は16日から、全国で午後6時以降の外出を禁止すると発表した。この措置は現在、新型コロナウイルスの流行が深刻な東部で既に実施されているが、これを全国に拡大する。フランス通信(AFP)などが伝えた。

新たな夜間外出禁止令は少なくとも15日間は継続される見通し。午後6時以降は学校や職場からの帰宅のみ許可され、商店などもこの時間までに営業を終了する。

夜間外出禁止は、全国的なロックダウン(都市封鎖)を回避するための手段とみられているが、カステックス首相は事態が悪化すればさらなる規制の厳格化もあり得るとしている。

同首相は併せて、入国規制の強化も発表。欧州連合(EU)域外からの入国者は、フランス到着72時間前以内に受けた検査の陰性証明を提出した上で7日間の自主隔離を行い、再び検査を受ける必要がある。

また、フランスでは18日から基礎疾患がある人たちへのワクチン接種を開始する。年齢に関係なく行われ、640万人が対象となる見通し。


関連国・地域: フランス
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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