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ワクチン治験で有効性90% 米独社、大規模臨床試験で世界初

米国の製薬大手ファイザーとドイツのバイオ医薬品会社ビオンテック(BioNTech)は9日、両社が開発を進める新型コロナウイルスワクチン「BNT162b2」について、第3相臨床試験で90%以上の有効性を示す初期分析結果が得られたと発表した。同ウイルスのワクチンの大規模な臨床試験で成功と見なされるデータが公表されるのは、世界で初めて。欧州連合(EU)や英国などは既に、両社と供給契約を結んでおり、予防接種の本格展開に期待が高まっている。

両社は7月下旬に第3相臨床試験を開始し、これまでに世界各地の4万3,538人が参加している。両社は、このうち94人の参加者が新型コロナに感染したことが確認された時点で、感染者をワクチンを接種した人と偽薬の接種を受けた人に分けて分析。その結果、2度目のワクチンを受けてから7日で90%の人に予防効果が生じるとのデータが得られた。また、副作用など安全上の深刻な問題もみられていないという。

両社は今後も臨床試験を継続し、安全性と有効性の確認に努めるとしている。

ファイザーとビオンテックは7月、英政府に同ワクチン4,000万回分を供給する契約を結んだほか、9月には欧州委員会と最大3億回分の供給契約を交わしている。ロイター通信によると、両社は世界各国への迅速な供給に向け、治験の結果を待たずに生産に着手しており、年内に2,500万人分に当たる5,000万回分を生産できる見通し。来年には最大13億回分を生産する計画だ。


関連国・地域: 英国ドイツEU米国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済

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