世界の新型コロナウイルスの累計感染者数が、1,900万人を突破した。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、7日午後3時半時点(協定世界時)で1,914万1,627人となり、死者数は71万5,802人に増加。わずか4日間で新たに約100万人の感染が確認された格好だ。欧州では主要国を中心に新規感染者数の伸びが再び拡大しており、再度の規制導入を余儀なくされるなど、第2波への懸念が高まっている。
世界の感染者のうち、4割を米国とブラジルが占める。7日時点で米国は488万人超、ブラジルは291万人超となり、死者数もそれぞれ16万人超、9万8,000人超と他国と大きく差をつけている。
各国当局の発表に基づくと、欧州で最も感染者数が多いのはロシアで、7日時点で前日から5,241人増えて87万7,135人となった。次いで多いスペインは7日までに4,088人拡大し30万9,895人。1週間ベースで見ると、7月27日~8月2日の週に1万7,836人の感染を確認しており、前の1週間から2,603人伸びている。英国は、7日までの24時間で871人増え、累計では30万9,005人に達した。
イタリアでは7日までの24時間で新たに552人の感染が確認され、計24万9,756人に増加。トルコは6日時点で1,153人増え、23万7,265人となった。フランス(本土のみ)は6日時点で1,604人伸び、19万5,633人。過去2カ月で最多となった5日の1,695人からやや減ったものの、5月の1,800人台に近づいている。ドイツは7日時点で1,147人増えて21万4,214人だった。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。