• 印刷する

新車登録台数、7月は5.4%減 落ち込みが大幅に緩和

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、7月の新車登録台数が31万4,983台となり、前年同月比5.4%減少したと発表した。落ち込みは前月の32.3%から大きく緩和している。

メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が3.3%減少。仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは45.2%落ち込んだ。

高級車はBMWが17.4%増加。ダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」は10.7%伸びた半面、超小型車「スマート」は51.6%落ち込んだ。VW傘下のアウディは20.8%減ったが、ポルシェは2.4%拡大した。

外国メーカーは米フォードが22.5%縮小し、テスラは66.6%のマイナスだった。フランス勢はルノーが29.9%増えた一方、プジョーの姉妹ブランドのシトロエンは21%減少した。

日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が1.3%増加。三菱自動車は33.4%、日産自動車は21%それぞれ伸びた。スバルは63.9%拡大している。半面、マツダは25.3%落ち込み、スズキは25.9%縮小。ホンダは1年前を9%下回った。

燃料別ではガソリン車が全体の49%を占め、販売台数は20.3%減少。ディーゼル車のシェアは28.4%で、販売台数は18.6%減った。ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)の販売台数はそれぞれ2.5倍弱、3倍弱に拡大している。

1~7月の累計登録台数は全体で152万5,560台となり、1年前から30.1%減っている。

■輸出は15%減

独自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの7月の輸出台数は24万2,800台となり、前年同月比で15%減少。生産台数は6%減の33万4,000台だった。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

年内回復の兆し見えず 化学業界、受注不足が深刻化(07/18)

防衛ラインメタル、車部品部門の売却模索(07/18)

独政府、半導体工場3カ所の誘致を計画(07/18)

製薬化学バイエル、CEO任期を3年延長(07/18)

主要空港、送迎車両の停車料金引き上げ(07/18)

製造業の受注残、5月は0.4%増加(07/18)

ライン川、降雨も低水位続く=貨物船に支障(07/18)

ドイツの出生率、06年以来の低水準=24年(07/18)

独経済、米関税で再び停滞か 駆け込み需要の効果薄れ=連銀(07/17)

メルセデス、Aクラスの生産を28年まで延長(07/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン