• 印刷する

英国、迅速検査を導入へ 90分以内に感染有無を判定

英政府は3日、新型コロナウイルス感染の有無を90分で判定する2種類の新検査を全国で展開すると発表した。いずれも採取した検体を研究所などに送る必要はなく、その場で結果が判明する。このうち一つは8月10日から介護施設などで利用可能となる。

いずれの検査も、医療関係者以外による実施が可能。また、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザなど冬季に流行が予想される他の感染症も同時に確認できる。

このうち一つは、インペリアル・カレッジ・ロンドンのクリス・トマゾー教授が率いるDNAナッジ(DnaNudge)が開発した検査。既にロンドン市内の病院8カ所で使用されているが、9月からは検査器5,000台を全国の国民医療制度(NHS)病院に展開し、向こう数カ月内に580万回の検査を実施することを目指す。

一方、バイオ企業オックスフォード・ナノポア(Nanopore)が開発した新検査は、8月10日から全国の介護施設およびNHSの研究所に計45万回分の検査キットが導入される。年内には数百万回分を展開する予定。こちらは卓上型と手持ち型の検査器があり、それぞれ1日当たり最大で計1万5,000回、計2,000回の検査を実施できる見通しだ。

政府の緊急時科学助言グループ(SAGE)によると、感染拡大を遅らせるためには、新規感染者の80%を48時間以内に追跡する必要がある。ジョンソン首相は6月末までに、全ての検査結果を24時間以内に明らかにすることを目指していたが、まだ実現していない。特に、民間研究所に検体が送られた場合、24時間以内に結果が通知されるのは約半数にとどまっている。

英国では現在、1日当たり30万件の新型コロナウイルス感染検査が実施されているが、政府は1日当たり50万件に増やすことを目指している。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

イングランド北東部で新規制 世帯間交流や飲食店の営業制限(09/18)

英、店舗の立ち退き禁止措置を年末まで延長(09/18)

新規感染者数、8月下旬から2.5倍超に増加(09/18)

英中銀、金利を0.1%で据え置き(09/18)

小売りジョン・ルイス、上半期は赤字転落(09/18)

ニチレイロジ、低温物流の英社を買収(09/18)

エニとBP、エジプト沖でガス鉱床発見(09/18)

政府のコロナ対応、独とオランダで高評価(09/18)

日立、英原発建設から撤退 新型コロナで投資環境が悪化(09/17)

労組ユナイト、雇用維持制度の延長を要求(09/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン