• 印刷する

スペイン、非常事態解除後もマスク義務継続

スペイン政府は9日、新型コロナウイルスに対する安全措置を定めた政令を閣議承認した。6月21日に予定する非常事態宣言の解除後も、公の場所でのマスク着用を義務付ける規定などが含まれる。

治療法やワクチンが開発されない限り、危機が収束したと判断されるまでは一連の新ルールを適用する方針。このため、屋内外を問わず人と人との間に1.5メートルの距離を確保できない場合はマスクが必要となる。違反者には最大100ユーロの罰金が科される。

また、職場や学校、ホテル、商店での感染リスク緩和に向けた衛生措置や予防策を規定。航空会社などの交通機関に対しては、座席の位置を含む乗客データを1カ月にわたり保管することを義務付けた。

スペインでは3月半ば、深刻な感染拡大を受けて世界でも特に厳格な外出制限を導入した。3週間前からは、適切な「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」が保てないあらゆる公の場所でのマスク着用が義務化されている。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 医療・医薬品運輸観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

イベルドローラ、UAE社と英国で洋上風力(07/11)

宅配インポスト、スペイン同業を買収(07/10)

太陽光発電ソラリグ、伊でバイオ燃料生産(07/10)

マルセイユ近郊で山火事=空港は再開(07/10)

レプソル、スペインのグリーン水素事業中止(07/09)

スペイン鉱工業生産、5月は1.7%増加(07/09)

欧州のGDP、熱波で0.5ポイント縮小も(07/08)

スペイン失業者数、6月は4.9万人減少(07/07)

リーガルテックのブイレックス、加社が買収(07/04)

スペイン新車登録、6月は15.2%増加(07/03)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン