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スペイン、非常事態解除後もマスク義務継続

スペイン政府は9日、新型コロナウイルスに対する安全措置を定めた政令を閣議承認した。6月21日に予定する非常事態宣言の解除後も、公の場所でのマスク着用を義務付ける規定などが含まれる。

治療法やワクチンが開発されない限り、危機が収束したと判断されるまでは一連の新ルールを適用する方針。このため、屋内外を問わず人と人との間に1.5メートルの距離を確保できない場合はマスクが必要となる。違反者には最大100ユーロの罰金が科される。

また、職場や学校、ホテル、商店での感染リスク緩和に向けた衛生措置や予防策を規定。航空会社などの交通機関に対しては、座席の位置を含む乗客データを1カ月にわたり保管することを義務付けた。

スペインでは3月半ば、深刻な感染拡大を受けて世界でも特に厳格な外出制限を導入した。3週間前からは、適切な「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」が保てないあらゆる公の場所でのマスク着用が義務化されている。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 医療・医薬品運輸観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

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