• 印刷する

ルフトハンザ監査役会、政府の救済策承認

独ルフトハンザ航空の監査役会は1日、新型コロナウイルス危機を巡るドイツ政府の総額90億ユーロの救済策を承認したと発表した。欧州委員会が求めていた、フランクフルトとミュンヘンの両空港でそれぞれ最大24回分の発着枠を競合に譲り渡す条件を受け入れた。

政府は経済安定化基金を通じ、同社株20%を取得する計画。第三者から敵対的買収が仕掛けられた場合は、これを阻止するため25%プラス1株に引き上げる可能性もある。また監査役会で2議席を得る取り決めだ。

救済策の内容については、25日にオンラインで開かれる臨時株主総会で決議が行われる。

同社は3日、第1四半期(1~3月)決算を発表する予定。国際線の需要が今後数年、新型コロナウイルス危機以前の水準に戻ることはないとして、輸送能力の調整は不可避との見方を示した。カールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は4月、使用機を100機、従業員を1万人、それぞれ削減する意向を示している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸

その他記事

すべての文頭を開く

ID.Buzzの対米輸出を停止 VW、関税とリコールで(07/11)

イベルドローラ、UAE社と英国で洋上風力(07/11)

ウクライナ復興会議が開幕=EUが支援発表(07/11)

VW世界販売、第2四半期は1.2%増加(07/11)

仏企業、景況感悪化で1割が経営難=調査(07/11)

SEFE、米社からLNG追加購入へ(07/11)

ゲレスハイマー、通期見通しを下方修正(07/11)

インフレ率、6月は2%に減速=改定値(07/11)

住宅建設工事価格、5月は3.2%上昇(07/11)

独スーパーのエデカ、水を回収=細菌検出(07/11)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン