• 印刷する

ルフトハンザ監査役会、政府の救済策承認

独ルフトハンザ航空の監査役会は1日、新型コロナウイルス危機を巡るドイツ政府の総額90億ユーロの救済策を承認したと発表した。欧州委員会が求めていた、フランクフルトとミュンヘンの両空港でそれぞれ最大24回分の発着枠を競合に譲り渡す条件を受け入れた。

政府は経済安定化基金を通じ、同社株20%を取得する計画。第三者から敵対的買収が仕掛けられた場合は、これを阻止するため25%プラス1株に引き上げる可能性もある。また監査役会で2議席を得る取り決めだ。

救済策の内容については、25日にオンラインで開かれる臨時株主総会で決議が行われる。

同社は3日、第1四半期(1~3月)決算を発表する予定。国際線の需要が今後数年、新型コロナウイルス危機以前の水準に戻ることはないとして、輸送能力の調整は不可避との見方を示した。カールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は4月、使用機を100機、従業員を1万人、それぞれ削減する意向を示している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸

その他記事

すべての文頭を開く

独アウディ、ブリュッセル工場の生産終了へ(10/31)

金属・電気産業のスト続行=初日は7万人(10/31)

ガスプロム子会社、独リンデに損害賠償請求(10/31)

自動車VW、第3四半期は42%減益(10/31)

ラインメタル、クロアチア社と合弁設立(10/31)

たばこフィリップ、独での生産を25年に終了(10/31)

印の車部品製造協会、独研究機関と覚書(10/31)

ルフトハンザとITA、来年早期に提携実現(10/31)

ポルシェ、中国開発チームを拡充(10/31)

ノースボルト、3億ドル救済案で合意へ(10/30)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン