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仏伊西、死者数伸び減速=独も感染縮小傾向

新型コロナウイルスが猛威を振るう欧州で、感染拡大のペースが緩やかになりつつあるよもうだ。各国当局の発表によると、5日の1日当たりの死者数は、イタリアでは525人と前日から23%減り、3月19日以降で最低となった。スペインは674人と3日連続で伸びが減速。フランスは357人とこちらも前日から減少している。ドイツでも国内の感染者数の増加ペースは4日連続で減速している。

オランダでは、5日時点の累計感染者数が1,224人増え1万7,851人となった。新規入院患者数は253人と前日より少なかったものの、死者数は115人増え1,766人に拡大した。

チェコの感染者数は5日時点で4,591人と、前日から2.6%増加。伸びは国内で感染が確認された3月初め以来最低を記録した。

一方、ポルトガルは4日時点で感染者数が1万524人、死者数が266人に増え、感染拡大は今後も続くとみられている。テミド保健相は「トンネルの出口にまだ光は見えない」として、今週末から始まるイースター休暇に向け、さらに気を引き締めるよう国民に呼び掛けている。


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関連業種: 医療・医薬品社会・事件

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