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英政府、新型肺炎対策を発表 流行規模に応じ段階的な対策提示

英政府は3日、新型コロナウイルスの感染拡大に備える行動計画を発表した。流行の規模に応じ段階的な対策を提示。国内で同ウイルスが大流行した場合、ピーク時には労働力の最大5分の1が病休を余儀なくされると予想し、国民に不要不急の外出自粛や在宅勤務を促したり、休校や大規模イベントの禁止に踏み切る可能性もあるとしている。

ジョンソン首相はこの日、主席医務官(CMO)および首席科学補佐官を従えて行動計画を発表。「英国でも感染者が増える可能性が非常に高い」とした上で、「英国の準備は万全」と強調。現段階で国民は日常生活を続けるべきと述べ、専門家の助言通り「石鹸とお湯で、ハッピーバースデーの歌を2回歌えるぐらいの間、手を洗うこと」が最も重要と訴えた。

行動計画は、「封じ込め」、「遅延」、「緩和」の3段階の対策に「研究」を加えた4つの柱から成る。まず第1段階では国内での流行を食い止めるため、感染者の早期発見や感染経路の解明に努める。流行が始まった場合には第2段階として感染者の急激な増加を防止し、気温が上がり医療システムに余裕が生じるまでピークを遅らせるための措置をとる。第3段階では感染者のケアと社会・経済への影響緩和に取り組む。また、これらと並行して新型コロナウイルスの研究を進める。政府は関連閣僚に必要な権限を与えるための法案を近く提出する。

ウイルス流行時の対策としてはほかに、緊急性のない治療の延期や、退職後間もない医師や看護師への復帰要請、緊急サービスを支援するための軍の動員などの可能性も挙げられている。

英国では2日午前9時(現地時間)の段階で1万3,525人が同ウイルスの検査を受け、うち40人の感染が確認されている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済

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