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英政府、新型肺炎拡大は「重大脅威」と宣言

英保健省は10日、新型コロナウイルスの感染拡大について「公衆衛生への重大かつ差し迫った脅威」と宣言した。感染者の隔離などウイルスの拡大対策で政府権限を強める狙い。国内での感染者は医療従事者を含め8人に上る一方、フランスやスペインでも英国人の感染が相次いで確認されている。

保健省は宣言に伴い、西部リバプール近郊のアロウィ・パーク病院、イングランド南東部ミルトンキーンズのケンツ・ヒル・パークの施設をそれぞれ「隔離施設」に指定。政府チャーター機で9日に中国・武漢市から英国入りした約150人は、ケンツ・ヒル・パークに14日間収容する。一方、感染者はロンドン市内の病院に移管されている。

英国では9~10日に計5人の感染を新たに確認。そのうちシンガポールへの渡航歴がある男性1人が一部の感染源になった疑いが指摘されている。この男性は英国への帰国前、フランス南東部コンタミンヌモンジョワ(Contamines-Montjoie)のスキー場に滞在したとされ、同所では子供を含む英国人5人が陽性との診断を受けた。

また、南部ブライトンで国民医療制度(NHS)のGP(一般家庭医)が陽性と診断され、勤務先の診療所が閉鎖。同じく南部サウサンプトンの私立学校は、生徒が新型コロナウイルスによる肺炎と類似する症状を訴えたことから3日間の休校措置を取っている。スペインのマヨルカ島でも英国人男性1人が感染し、同国内2例目の感染事例となった。

コロナウイルスを巡っては10日までに、中国を中心に4万人以上が感染し、死者は900人を超えた。


関連国・地域: 英国フランススペイン
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

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