ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、1月の新車登録台数が24万6,300台となり、前年同月比7.3%減少したと発表した。ガソリン車やディーゼル車が落ち込む一方、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)が大きく伸びている。
メーカー別に見ると、ドイツ車は最大手のフォルクスワーゲン(VW)が4.1%減少。仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは24.3%落ち込んだ。
高級車はBMWが6.5%拡大。ダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」は2.9%伸び、VW傘下のアウディとポルシェはそれぞれ1.2%、52.7%増えている。半面、超小型車「スマート」は大きく96.7%減少した。
外国メーカーは米テスラが2.5倍超の伸びを記録した一方、フォードは17.7%減った。フランス勢はルノーが横ばい。プジョーと姉妹ブランドのシトロエンはそれぞれ15.8%のマイナス、2.4%のプラスだった。
日本勢は、スズキが56%減少。マツダは36.9%、トヨタ自動車(レクサス除く)は17.5%それぞれ減っている。ホンダは前年を11.2%下回った。日産自動車は3.6%拡大し、三菱自動車は28.5%伸びた。
燃料別ではガソリン車が全体の51.5%を占め、販売台数は1年前から17.2%縮小。ディーゼル車のシェアは32.6%で、販売台数は12.4%減っている。HVのシェアは12.5%で、台数は2倍超に拡大。EVのシェアは3%で、販売台数は61.2%伸びている。
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