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保険アリアンツ、0.6%増益 税率の低下などが寄与

独保険最大手のアリアンツは8日、第3四半期(7~9月)の純利益が19億4,700万ユーロとなり、前年同期比0.6%増加したと発表した。投資によるリターンや税率の低下などが寄与し、市場予想を上回った。

総収入は8.1%増の334億ユーロ。営業利益は29億8,400万ユーロと0.1%減った。うち生保・健保部門が2.9%拡大し、資産運用部門も8.2%伸びた。一方、損保部門は10.4%落ち込んでいる。

損保の収益性を示すコンバインド・レシオ(保険料収入に対する支出と請求額の割合)は期末時点で94.3%と、1年前から1.2ポイント上昇。保険会社の支払い能力を示す自己資本基準のソルベンシー・レシオは202%で、27ポイント下がった。運用資産額は17.1%増の1兆6,810億ユーロだった。

アリアンツは、通期の営業利益が従来予想の110億~120億ユーロの後半に達すると予想している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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