• 印刷する

独新車登録台数、12.7%増加 VWが2桁増で押し上げ

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、10月の新車登録台数が28万4,593台となり、前年同月比12.7%増加したと発表した。最大手のフォルクスワーゲン(VW)が2桁増を達成し、全体を押し上げた。

メーカー別に見ると、ドイツ車はVWが39.4%増加。半面、仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは29.6%減った。

高級車はポルシェが6倍弱に拡大。VW傘下のアウディも2倍超に増えた。ダイムラーはメルセデス・ベンツが5.9%増加した一方、超小型車スマートは17.4%落ち込んだ。BMWは3.4%伸びている。

外国メーカーは米フォードが0.1%のプラスを確保。フランス勢はルノーが56.6%拡大した。一方、プジョーは0.1%減少し、姉妹ブランドのシトロエンも1.2%減っている。

日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が4.9%増加。マツダは3.6%、日産自動車は2.9%ぞれぞれ増えた。半面、三菱自動車は6.9%縮小。スズキは22.6%減らし、ホンダも20.8%落ち込んだ。スバルは35.4%のマイナスだった。

燃料別ではガソリン車が全体の57.7%を占め、販売台数は1年前から4.5%増加。ディーゼル車のシェアは30.9%で、販売台数は9.6%伸びている。ハイブリッド車(HV)のシェアは9.3%、電気自動車(EV)は1.7%だった。

1~10月の累計登録台数は全体で302万4,751台となり、1年前を3.4%上回っている。

■輸出は10%減

独自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの10月の輸出台数は30万3,700台となり、前年同月比で10%減少。生産台数は5%減の40万5,400台だった。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独、200億ユーロの大幅減税 閣議決定、控除と児童手当を拡大(07/26)

シーメンスエナジー、大型水素電解槽を受注(07/26)

独政府、水素輸入戦略を閣議決定(07/26)

ボッシュ、480人削減=電動工具部門(07/26)

シェル、独製油所にグリーン水素電解槽(07/26)

医療AIディープシー、1300万ドル調達(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

投資サービスのバンチ、1550万ドル調達(07/26)

不動産投資インファール、破産申請(07/25)

伊当局、米アマゾンから1.2億ユーロ押収(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン