• 印刷する

タイヤのミシュラン、仏西部の工場閉鎖へ

タイヤで欧州最大手の仏ミシュランは10日、仏西部ラロッシュシュルヨン(La Roche-sur-Yon)の工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。世界的な自動車産業の不振とアジアメーカーとの価格競争が利益率を圧迫しているため。

これにより、ラロッシュシュルヨン工場で働く619人と、同工場向けにゴムを生産するショレ (Cholet) 工場の従業員74人が影響を受ける見通し。ミシュランは従業員に支援プログラムを提供し、従業員が会社に残れるよう尽力するとしている。

ミシュランは、ラロッシュシュルヨン工場の生産能力の強化に向け7,000万ユーロを投資したものの、世界的なトラック用タイヤ市場の構造変化を受け、芳しい成果がみられなかったという。

同社は9月、独南部バイエルン州のバンベルク(Bamberg)工場を2021年初めまでに閉鎖すると発表。昨年には英スコットランド東部ダンディー(Dundee)の生産拠点を2020年半ばまでに閉鎖する方針を明らかにしている。[労務]


関連国・地域: フランス
関連業種: 自動車・二輪車雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

製薬サノフィ、英バイオテック企業を買収(07/23)

英政府、サイズウェルC原発にゴーサイン(07/23)

ソフトウエア企業アルテイア、米企業が買収(07/23)

欧州委、医療機器開発10社への補助金承認(07/23)

太陽光発電サンセーブ、1.1億ポンド調達(07/23)

パリの空港利用者数、上半期は4.5%増加(07/22)

サウジACWA、欧州の再生エネ輸出強化(07/22)

<独自>欧州進出のカギは パリに日本発スタートアップ集結(07/21)

広告ピュブリシス、上半期は6.9%増収(07/21)

インディテックス、仏で格安ブランド再展開(07/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン