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タイヤのミシュラン、仏西部の工場閉鎖へ

タイヤで欧州最大手の仏ミシュランは10日、仏西部ラロッシュシュルヨン(La Roche-sur-Yon)の工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。世界的な自動車産業の不振とアジアメーカーとの価格競争が利益率を圧迫しているため。

これにより、ラロッシュシュルヨン工場で働く619人と、同工場向けにゴムを生産するショレ (Cholet) 工場の従業員74人が影響を受ける見通し。ミシュランは従業員に支援プログラムを提供し、従業員が会社に残れるよう尽力するとしている。

ミシュランは、ラロッシュシュルヨン工場の生産能力の強化に向け7,000万ユーロを投資したものの、世界的なトラック用タイヤ市場の構造変化を受け、芳しい成果がみられなかったという。

同社は9月、独南部バイエルン州のバンベルク(Bamberg)工場を2021年初めまでに閉鎖すると発表。昨年には英スコットランド東部ダンディー(Dundee)の生産拠点を2020年半ばまでに閉鎖する方針を明らかにしている。[労務]


関連国・地域: フランス
関連業種: 自動車・二輪車雇用・労務

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