• 印刷する

タイヤのミシュラン、仏西部の工場閉鎖へ

タイヤで欧州最大手の仏ミシュランは10日、仏西部ラロッシュシュルヨン(La Roche-sur-Yon)の工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。世界的な自動車産業の不振とアジアメーカーとの価格競争が利益率を圧迫しているため。

これにより、ラロッシュシュルヨン工場で働く619人と、同工場向けにゴムを生産するショレ (Cholet) 工場の従業員74人が影響を受ける見通し。ミシュランは従業員に支援プログラムを提供し、従業員が会社に残れるよう尽力するとしている。

ミシュランは、ラロッシュシュルヨン工場の生産能力の強化に向け7,000万ユーロを投資したものの、世界的なトラック用タイヤ市場の構造変化を受け、芳しい成果がみられなかったという。

同社は9月、独南部バイエルン州のバンベルク(Bamberg)工場を2021年初めまでに閉鎖すると発表。昨年には英スコットランド東部ダンディー(Dundee)の生産拠点を2020年半ばまでに閉鎖する方針を明らかにしている。[労務]


関連国・地域: フランス
関連業種: 自動車・二輪車雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

電子機器エオラーヌ、マレーシアに工場開設(04/25)

ユーロ圏PMI、4月は上昇 2カ月連続で分岐点越え=速報値(04/25)

オクトパス、米の浮体式洋上風力発電に投資(04/25)

英仏海峡で5人死亡、移民移送法案の通過後(04/25)

仏ミシュラン、ルーマニアに生産移転へ(04/24)

ICE車販売禁止は実現困難 EUの35年目標=欧州会計監査院(04/24)

自動車ルノー、第1四半期は1.8%増収(04/24)

仏製薬サノフィ、ベルギーで99人整理(04/24)

電機ルグラン、オランダのソフト社買収(04/24)

移民ルワンダ移送法案、議会通過=夏実行へ(04/24)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン