• 印刷する

ティッセン、CEO解任へ 事業再建の遅れに不満

ドイツの鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップは25日、グイド・ケルクホフ最高経営責任者(CEO)を解任する方針を明らかにした。就任から1年2カ月の同CEOの下で事業再建計画の進行が遅れていることに対し、監査役会が不満を募らせていることが影響しているもようだ。

後任には、マルティナ・メルツ会長が最長1年間の暫定CEOに指名される見通し。昨年にティッセンクルップの監査役となったばかりの同会長は、より客観的な視点から事業再建を進めることができると期待されている。就任が決定すれば、同社初の女性CEOとして、2019/20年度に予定するエレベーター事業の売却または新規株式公開(IPO)を指揮することになる。

ティッセンクルップは5月、欧州委員会からの承認獲得が困難との理由から、インドの鉄鋼大手タタ・スチールと欧州鉄鋼事業を統合する計画を断念。これに伴う事業戦略見直しの一環として、エレベーター・テクノロジー部門の分離を決めた。このほか、自動車のシャシー部品やシステムエンジニアリングなどに使用されるばねやスタビライザーを手掛ける3事業の売却を検討しているという。

なお先には、フランクフルト取引所を運営するドイツ取引所が、ドイツ株式指数(DAX)を構成する30社の入れ替えを発表。ティッセンクルップは脱落した。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 鉄鋼・金属金融雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

【ここが知りたい!ドイツの環境・エネルギー政策】自動車・暖房燃料の炭素価格引き上げ(03/01)

材料不足、紅海の影響じわり 独製造業=鉄道ストが追い打ち(03/01)

化粧品バイヤスドルフ、通期は3%減益(03/01)

三菱鉛筆、筆記具ラミーを子会社化(03/01)

鉄鋼ティッセン、高炉と圧延工場の閉鎖計画(03/01)

太陽光発電エンビリア、米投資会社が出資(03/01)

EUの難民申請件数、7年ぶりの高水準に(03/01)

与党FDP、電力ユニパー株の早期売却提案(03/01)

シュコダ、印で新モデル=小型SUV生産へ(02/29)

CO2貯留、連立与党が批判 経済相案=ガス発電の排出容認で(02/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン