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高速鉄道HS2、計画中止も 政府諮問委が費用対効果を再検討

英政府は21日、高速鉄道「ハイスピード2(HS2)」の建設プロジェクトを見直す方針を明らかにした。諮問委員会に委託して費用対効果の面から再検討を行い、今秋に報告書を受け取った上で、年内に今後の方針を決定する。その結果によっては、計画が中止される可能性もある。

シャップス運輸相はこの日、経済界や学界、運輸業界の専門家から成る独立の諮問委員会を設置。ジョンソン首相の盟友で、HS2計画を担う国営事業会社の会長を務めたこともあるダグラス・オーカービー氏を委員長に、最大野党・労働党の上院議員で鉄道敷設事業に詳しいバークレー卿を副委員長に任命した。バークレー卿はかねてHS2計画に批判的であることで知られる。スカイニュースによると、同相は諮問委員会に対して、プロジェクト完了に必要なコストなどの事実の洗い出しを主に求めているという。

HS2は、第1期工事でロンドン―バーミンガム間を結び、第2期工事でバーミンガムからマンチェスターおよびリーズを結ぶ2路線を敷設する計画。第1期は2026年、第2期は2033年の完工を見込み、総工費は557億ポンドと見積もられているが、かねて計画の遅延と予算超過が予想されている。フィナンシャルタイムは、HS2の現会長であるアラン・クック氏の話として、総工費が最大700億~850億ポンドに達する可能性もあると報じている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 建設・不動産運輸マクロ・統計・その他経済

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