• 印刷する

英蘭の食事配達2社が合併へ 時価総額82億ポンドの巨大企業に

オランダのテイクアウト注文サイト、テイクアウェー・ドットコム(Takeaway.com)は29日、英同業で欧州最大手のジャスト・イート(Just Eat)と経営統合することで大筋合意したと発表した。統合後の時価総額は82億ポンドと業界で世界最大規模となる。

取引は株式交換の形で行われ、ジャスト・イート株1株当たりテイクアウェー・ドットコムの0.09744株が割り当てられる。金額にして1株につき731ペンスに相当し、前営業日終値に15%のプレミアムを上乗せした水準だ。統合後の新会社「ジャスト・イート・テイクアウェー・ドットコム」への出資比率は、ジャスト・イートが52.2%、テイクアウェー・ドットコムが47.8%となる。

新会社はアムステルダムを本拠とする一方、ロンドン証券取引所(LSE)に上場し、英国事業の大部分を維持するとしている。ジャスト・イートのマイク・エバンズ会長は新会社の会長に、テイクアウェー・ドットコムのジッセ・フルン最高経営責任者(CEO)はCEOにそれぞれ就任する予定だ。両社のプラットフォームが昨年に受けた注文件数は合わせて3億6,000万件、受注額は計73億ユーロに達している。

テイクアウェー・ドットコムは8月24日までに正式な買収提案を行うか撤退する必要がある。また、取引は両社取締役会の最終承認を得なければならず、成立する確証はないと念押ししている。

食事配達業界では競争激化に伴い、再編の動きが加速している。テイクアウェー・ドットコムは、独デリバリー・ヒーロー(Delivery Hero)のドイツ事業の一部を取得。英国ではデリバルー(Deliveroo)、米配車大手ウーバーによる「ウーバーイーツ(UberEats)」などがジャスト・イートとシェア争いを繰り広げている上、エストニアの配車サービス会社ボルト(Bolt、旧タクシファイ)が食事の宅配サービス開始を明らかにするなど、新規参入が相次いでいる。[M&A]


関連国・地域: 英国オランダ
関連業種: 金融サービス

その他記事

すべての文頭を開く

入国時の自主隔離、8割弱が順守せず=調査(05/06)

アムステルダム、格安航空券の広告など制限(05/05)

フィリップス、印で酸素濃縮器を値下げ(05/05)

アマゾン、欧州で売り上げ好調も法人税ゼロ(05/05)

オランダ、18日まで現行のコロナ規制延長(05/04)

通信KPN、投資会社からの買収提案を拒否(05/04)

メッセージバード、スパークポストを買収(04/30)

ユーロネクスト、ミラノ証取の取得完了(04/30)

オランダ、第1段階の規制緩和を開始(04/29)

民放メディアセット、蘭への本社移転を計画(04/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン