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BMW、英国でEV生産へ 11月からオックスフォード工場で

独高級車大手BMWは9日、「ミニ」ブランドの電気自動車(EV)モデル「ミニ・クーパーSE」を初披露した。11月に英イングランド南東部のオックスフォード工場で生産を開始するとしている。BMWはかねて、英国が合意のないまま欧州連合(EU)を離脱すれば英国外への生産移転もあり得るとしていただけに、英自動車産業にとっては朗報となる。

「ミニ・クーパーSE」の出荷は2020年3月頃に始まる見通し。同モデルは電気のみで走行し、航続距離は235~270キロメートル。政府のEV購入支援補助金3,500ポンドを差し引いた販売価格は2万4,400ポンドとなる。

「ミニ」ブランドの英事業を率いるデビッド・ジョージ氏は公共放送BBCに対し、「ブレグジットの影響を予想するのは時期尚早」とした上で、「当社は近年、英国内の生産施設に大規模な投資を行っており、英国での生産には今後も注力し続ける」と話した。

オックスフォード工場の従業員数は約5,000人。同工場では現在、「ミニ」と「ミニ・クラブマン」を組み立てており、昨年の生産台数は計23万4,501台と、前年比4.8%増えている。同社は昨年7月、中国でのEV版「ミニ」の生産に向け、中国の自動車大手、長城汽車と合弁会社を設立することで合意している。

BMWは先に、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)合わせて25車種を市場投入する計画を、従来の予定より2年前倒しして2023年までに実行すると発表。また、2025年までに電動モデルの販売台数を年間30%拡大する目標も打ち出している。

一方、同社は英バーミンガム近郊のハムズホール工場で行っていた南アフリカ向けのエンジン生産をドイツへ移管した。南アフリカでは欧州連合(EU)向けの自動車が組み立てられているため、貿易ルールの順守を確かなものにすることで、ブレグジット絡みでの関税上昇を避けるための措置という。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国ドイツEU
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済政治

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