• 印刷する

独新車登録台数、9.1%増加 3カ月ぶりにプラスを回復

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、5月の新車登録台数が33万2,962台となり、前年同月比9.1%増加したと発表した。国内外のメーカーで明暗が分かれたものの、全体では3カ月ぶりにプラスに転じた。

メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が4.6%減少。一方、仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは15.2%増えた。

高級車はBMWが大きく41.9%増加。VW傘下のアウディは4.3%落ち込んだが、ポルシェは3.9%のプラスだった。ダイムラーはメルセデス・ベンツが9.5%増え、超小型車スマートは36.3%拡大している。

外国メーカーは米フォードが18%のプラス。フランス勢はルノーが11%減少した。プジョーは23.5%、姉妹ブランドのシトロエンは30.1%それぞれ伸びている。

日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が18.3%増加。三菱自動車は32.4%拡大し、マツダは26.8%伸びている。半面、日産自動車は16.1%、ホンダは33.4%それぞれ落ち込んだ。スズキは0.8%減らし、スバルは35.2%のマイナスに沈んだ。

燃料別ではガソリン車が全体の59%を占め、販売台数は1年前から0.7%拡大。ディーゼル車のシェアは33.3%で、登録台数は16.2%増えている。ハイブリッド車(HV)のシェアは5.8%。電気自動車(EV)は1.4%だった。

1~5月の累計登録台数は全体で152万3,769台となり、1年前を1.7%上回っている。

■輸出は23%減

独自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの5月の輸出台数は32万8,000台となり、前年同月比で3%減少。生産台数は2%増の44万5,700台だった。


関連国・地域: ドイツフランスアジア米国
関連業種: 自動車・二輪車電機マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独大統領、トルコに関係強化呼びかけ(04/26)

韓国・現代モービス、スペイン工場建設開始(04/26)

実業家キューネ氏、医薬品製造アエノバ買収(04/26)

製薬キュアバック、150人削減(04/26)

ドイツ銀、第1四半期は10%増益(04/26)

GfK消費者信頼感、5月は2年ぶり高水準(04/26)

化学BASF、第1四半期は12.4%減益(04/26)

マーレ、ボスニア北部に新工場を開設(04/25)

英独首相がベルリンで会談 防衛・安保面での連携強化で合意(04/25)

ユーロ圏PMI、4月は上昇 2カ月連続で分岐点越え=速報値(04/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン